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「Freemius」~Wordpressプラグイン開発者のプラットフォーム 創業者・Vova Feldman氏インタビュー

  • Entrepreneur
Posted by junshu  - 2016.9.30 07:09 -

今回は、エンジニアでありつつ情熱的なアントレプレナーであるVova Feldman氏にインタビューを行った。
Vovaさんは幼い頃からプログラミングとアントレプレナーシップを学び、幾つものスタートアップを立ち上げて来ました。2年前にはTechStars Bostonを卒業している。最近ではWodpressのプラグインdeveloper(開発者)の持つ課題を解決するプラットフォームFreemiusにスタートアップのCEOとして従事しているということで、そのプラットフォームについてと現在に至るまでのvovaさん自身の経緯について伺った。

――Freemius について教えて下さい。

Freemiusは WordPressのプラグイン開発者のため「分析」「 マネタイズ」 プラットフォームサービスです。
プラグイン開発者の課題として、マネタイズの仕方とプラグイン開発の方向性の決定が難しいということがよく挙げられます。このプラットフォームを使用することによって、プラグインの開発者はプラグインのユーザー属性やアクションを、リアルタイムにビジュアル化されたデータから知ることが可能になり、開発者はプラグインの開発やマネタイズの方向性をより素早く決めらるようになります。

thumb_2. Product Screenshot a_1024

――競合企業について教えて下さい。

もちろんありますよ。ないよと言う人もいますが、なかったら逆にそれはそれで大きな問題です。
ちなみに現在、数としては、2つあります。そのうちの1つはマーケットプレイス型のビジネスをプラグインを通して運営しています。
開発者はそのサービス(エコシステム)を通してプラグインを売ることができるといったものです。ただ、事業者のマージンが高く、大きく開発者の利益がカットされてしまいます。

――この事業を通してどのような世界を実現したいと思っていますでしょうか。

開発者がもっと彼らが情熱を注ぎたい部分、ワクワクする部分の開発に集中できる環境を作りたいと考えいます。
開発者は多くの苛立ちを抱えていると思います。その苛立ちというのは主に、そのワクワクする情熱がある部分以外にあります。
例えば、Wordpressのプラグインの開発者の場合、プラグインのバグ修正や、開発に集中したいのに、そのプラグイン開発以外の部分のバグ修正や、それこそプラグインの開発ではなくマネタイズなどといった部分に、いやいや取り組み、時間が取られてしまうということが多くあります。これは個人の開発者だけでは無く、大企業の開発部門の場合にも当てはまります。大企業では自分達が一番取り組むべき部分以外の細かな小さい問題に社内のリソースと時間を使いたくないはずです。
僕らはこういった開発者の苛立ちを事業を通して解消することで、彼らが注力したい所に注力できる世界を実現したいです。

――Vovaさんはエンジニアのバックグラウンドを持ちつつも、起業家としていくつものスタートアップを立ち上げて来ていますが、何がきっかけで、そして何がモチベーションとなって、起業家の道を選んだのでしょうか。

僕はプログラミングを10代の頃から始めました。
エンジニアとしてのバックグラウンドを持つ父の友達が僕にC言語の本をプレゼントとしてくれました。その本を週末読みながら開発しました。昔からレゴやパズルなどを使って何時間もかけて何かを作るという作業が好きだったこともあり、プログラムを組んで何かしらのソフトウェアを作ることは僕にとって非常に刺激的で且つ衝撃でした。まるで魔法ですよね。

しかし、このC言語の本を読み終わった直後、これが僕のやりたいことだと確信したのです。

それからは、ゲーム好きだった僕ですが、はまっていたゲームは全て手放し、その時間をプログラムを書き、ソフトウェア作ることで何かしらの課題を解決することに費やし、没頭しました。

その後の活動として、高校ではV-Resolutionというベンチャーを始めました。その頃はiframeベースでwebサイトを構築することが主流の時代でした。問題は、少々イメージしづらいかもしれませんが、スクリーンサイズと解像度が悪かったことです。僕はそこにニーズを見つけ、自動的にブラウザがズームし、コンテンツが必要なサイズに変化するというブラウザのadd-onボタンを作りました。もちろん今ではブラウザ上でズームできることは至って普通ですが、その当時は新しいものでした。

更に、作るだけではなく、ある時は僕をスタートアップのコンファレンスに父と参加し、そのプロダクトと新しいビジネスプランを持って行き、会場でピッチを行いました。僕は若く、スタートアップのススメ方を知らなかったのでこの企業は失敗しました。ただスタートアップにおける様々なプロセスを実践で学ぶことができましたし、僕の昔得た精神は変わらなかったです。

そのベンチャー立ち上げの活動の後は、幾つかのスタートアップにてインターンシップを経験しました。
そのうちの1つでは、夏のインターンとして20人くらいのスタートアップでエンジニアとして参加しました。インターンは思った以上に楽しかったです。というのも無料でピザがもらえますし、何と言っても好きなことでお金がもらえましたからね!

その後にも様々出来事はありましたが、以上が今の僕のエンジニアのバックグラウンドを持つアントレプレナーとしての人生を歩むになった大きなきっかけであり、その精神が今の僕の主なモチベーションにもなっています。

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https://freemius.com/